こんにちは。キャリアコンサルタントの横山遼です。
前回は幸福な職場に共通する6つの要素についてお話しました。
人間はそれぞれ異なる価値観で生きている。
けれど、人間であるからには共通に備わっている感覚もある。
というお話でしたね。
6つの要素のおさらいです。
1. 承認
2. 繋がり
3. 目的
4. 漸進
5. 自由
6. 貢献
この6つの感覚、(欲求といったほうがいいかもしれません) を満たすことができる職場が幸福な職場ということができます。
今回は1つ目。
承認についてお話します。
ここでタイトル「人は一人では生きられない」です。
当たり前のことで、今更何を。と思うかも知れません。
でも、当たり前のことって意外とみんなできていないんです。
ふだん特別意識しないせいかもしれないですね。
人は鋭い爪も牙も硬い鱗も持たず、他の動物たちの中から一歩抜きん出て進化を遂げてきました。
もちろん脳みそが発達しているってのがありますが、人間が飛躍的に進化できたのは社会的な生物だったからです。
社会的に組織化することで、自らの能力を飛躍的に拡大させることができた生物です。
言い換えると、社会的に認められなければ、食いっぱぐれて死んでしまっていた訳です。
現代になってもその名残が色濃く、人の脳みそには刻まれています。
人である限り、社会(つながり)の中の一員であるということを常に認めてもらいたい。
そう願っているのです。(意識的・無意識的問わず)
そのため、幸福な職場作りに必要な第一歩は、存在を承認することです
大事なのでもう一度言いますが、存在の承認です。
社員そのものの存在を認める。
この組織に居てもいいんだと、感じられているか、が重要です。
驚異的な売上を上げるから認める。ではなく。
凄まじい技術力を持っているから認める。でもなく。
あなたそのものを認める。というのが存在の承認です
もちろん、驚異的な売上を上げる能力や高い技術力も承認の大事な要素ではあります。
しかし、まずはそれぞれの社員を一人の人間として承認してあげること。
〇〇の能力があるから認めるではなく、あなたのことをまるごと受け入れて認める。
幸福な職場を作るための、ファーストステップはここから始まります。
では具体的にはどうすればよいのか。
については、次回の記事で。
それでは本日はこのへんで。
みなさま幸福な一日を。
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