なぜあなたの会社の社員は今日も辛そうに仕事をしているのか


はじめまして、こんにちは。

キャリアコンサルタントの横山遼です。


「幸福に働くカッコイイ大人を増やす」をミッションに、主に中小企業の人材育成と育成の仕組み作りをお手伝いしています。


さて、最初のタイトルは「なぜあなたの会社の社員は今日も辛そうに仕事をしているのか」です。

いきなり挑発的なタイトル!


もちろん、ワクワクしながら働いている方がこの国に沢山いることは重々承知。


しかしながら、我が国のエンゲージメント(働く意欲・仕事への熱意)は悲しくなるくらい低く、米ギャラップ社の調査によると熱意のある社員は米国32%に対して6%、調査した139カ国中132位という圧倒的に最下位組をマークしています。(2017年度調査)


調査結果もさることながら、肌感覚でもどうでしょうか。


月曜の朝、絶望的な眼差しで満員電車に乗るサラリーマン。

仕事なんだから我慢しろ、と割り切った顔で部下に説教するおじさん。

毎日やりがいを感じられない仕事をこなし、週末は一日中寝て過ごす若手社員。

働くことで心も身体も壊してしまい、生きがいすら持てなくなってしまった人。


あなたのまわりを見渡して、そんな大人いませんか?

またはあなた自身、それともあなたが経営する会社、あなたのチームメンバーがそんな状態になっている!という人もいるかもしれません。


再びタイトルです。

「なぜあなたの会社の社員は今日も辛そうに仕事をしているのか」


なぜでしょう。

もちろん多くの要素が複雑に絡んでいるように見えます。

ですが、シンプルにひとつだけ取り上げるとすれば、それは「仕事へのやりがい」が持てないことが原因でしょう。


なぜこの仕事をしているのか、わからない。

金のため、生活のために仕方なくやっている。

宝くじが当たったら仕事なんて辞めている。

仕事は自分の時間を切り売りして辛いことを我慢するものだ。


このような考え方が、誰かから教えてもらったわけではないのに働くオトナ達に共通の感覚になっている。

これこそが「辛そうに仕事をするオトナ」を量産するベースになっています。


やりがい、働きがいと言うと、「甘い!」だとか「やりがいだけでは稼げない!」とか、烈火のごとくご立腹される方もたまに見受けられます。


もちろんそういう側面もあるでしょう。


何も、やりがいさえあればすべての問題が解決するとはいいません。


組織の人的な問題(離職や低エンゲージメント、生産性の低さなど)は、色々な要素が絡み合ったものだからです。


しかし、それでも!

仕事に対する個人のやりがい、これこそがあらゆる組織の人的問題の基本になります。


昔の偉い経営者、大きな組織を導いてきた人らは、口を揃えて言います。


「組織は人なり」と。


もう少し突っ込んで言うと、人のやりがいに火をつけること。


これこそが、幸福な職場づくりの第一歩です。


このブログでは、そのためのエッセンスをできるだけ現場で使える形でお届けしていきたいと思います。


本日はこのへんで。今日もそれぞれの幸福を見つけていきましょうね。




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